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 2004年8月14日〜16日間の15日・16日に新潟方面に出向いた時、2004年7月13日に発生した『新潟集中豪雨』で大きな水害を受けた三条市の住宅街を見てきました。
 新潟集中豪雨で『五十嵐川』が決壊をし、高さ1.5mの洪水が住宅に襲いかかり、死者15人、床上・床下浸水2万5777棟(7月20日現在)などの大きな被害を受けた『三条市・中之島町』です。
 一日も早い復興を目指し、三条市の被害に遭われた皆様にお悔やみを申し上げます。自然災害が、どれだけ恐ろしくて生々しいものかを、このページで記録として残したいと思います。『三条市の住宅街』をご紹介します。


 コシヒカリの田んぼの中に、大きな流木が数多くありました。普通ならこのような所に流木など無いのですが、五十嵐川の河川氾濫により流れた流木がここまで流されてきました。
 田んぼの奥が決壊をした土手部分です。
 何気ない住宅街が一気に洪水が流れてきました。白い柵も洪水の勢いで雑巾のように捻じ曲げられました。
 この場所は公園で、滑り台の周囲には高く埋もれた泥や、細かい流木が今も残っていました。
 ゴミ収集所では使い物にならない家具などが捨てられていました。
 まだ新しい家も、1階部分が無くなっています。洪水で窓やドアが壊されてしまった家が多くありました。
 既に取り壊された家もありましたが、多くの家がその当時のままで残っています。
 泥水が最大水位を住宅に染みさせ残していました。その泥をたどって茶色で洪水の水位をイメージしてみました。
 これだけの高さの水が住宅に床上浸水をして、家を破壊し家具や車などを押し流していきました。
 翌日、水没した車が置いてある所に行きました。新しい車も多く見られ、また置いてある車の台数が多かったです。
 特に外傷が無い泥で汚れた車や、水流で流され壊れた車などそれぞれですが、外傷が特に目立たない車も、水に浸かると車内まで水が浸かり、とても車として使い物になりません。
 シートやエンジンなども泥水がたっぷり入り、車内は泥で染まっていました。
 24時間テレビの車もありました。この車も大きな外傷は無くても、車内は泥で染まっていました。
 このように洪水の被害に遭うと、大きな被害が襲い掛かります。自然災害の威力が伝わる被災地を見て、心痛く感じます。
 被災に遭われた三条市など、一日も早い復興を頑張って頂きたいと思います。