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 2004年7月14日〜15日の15日に『スルッとKANSAI・2daysパス』を使って関西を観光した奈良県奈良市にある『興福寺』です。
 京都山科の藤原鎌足(ふじわらかまたり)私邸に建立された山階(やましな)寺が始まり。飛鳥を経て平城遷都に伴い現在地に移り興福寺と号したと言われています。
 優れた仏像を多数所蔵する『興福寺』をご紹介します。

 興福寺の最寄り駅の『近鉄・奈良駅』です。
 ここから徒歩で10分程度の所に『金閣寺』があります。
 興福寺の入口付近に到着です。『世界遺産』として認証された興福寺は奈良公園内にあり、また境内の整備工事なども行っていました。
 平成10年から中門・回廊跡の発掘調査を開始し、平成12年から現中金堂解体と基壇の発掘調査を行い、その結果に基づいて創建当初の中金堂設計を行っている現場です。
 平成22年の興福寺創建1300年という記念すべき年の再建に向けて、邁進することになり、現在に至っています。
 『東金堂』と『五重塔』です。
 『東金堂』は神亀3年(726年)聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気全快を願って造立された建造物で、6度もの被災と再建を繰り返し、今の建物は室町時代応永22年(1415年)に再建されたものです。
 『五重塔』は高さ45mの塔で、天平2年(730年)に興福寺の創建者『藤原不比等の娘光明皇后』が建立し、その後5回の焼失・再建をへて、応永33年(1426年)頃再建された日本で2番目に高い塔です。
 五重塔の横では鹿が木陰で体を休めていました。
 こちらは『南円堂』です。西国三十三所第九番札所として人々のお参りで賑わう。弘仁4年(813年)藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父内麻呂(うちまろ)追善のために建てた建造物です。
 この建物は、創建以来4度目の建物で、寛保元年(1741年)に柱が立てられた建造物です。
 こちらは『三重塔』です。康治2年(1143年)崇徳(すとく)天皇の中宮皇嘉門院(こうかもんいん)聖子が建て、治承4年(1180年)に焼失し、間もなく再建された建造物です。
 北円堂とともに興福寺で最古の建物で、木割が細く軽やかで優美な線をかもし出し、平安時代の建築様式を伝える。
 こちらは『国宝館』です。食堂(じきどう(僧侶が食事をする建物))が建てられていた場所に、昭和34年鉄筋コンクリート造り耐火式の文化財保存収蔵庫として開館された比較的新しい建造物です。
 館内には旧食堂の本尊千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)像を中心に、興福寺の歴史を伝える仏像、典籍、古文書、絵画、工芸、考古遺物、歴史資料を収蔵・展示し、仏教への関心と、文化財への理解を深めていただくことを目的とする所です。
 広い敷地に歴史のある『興福寺』でした。