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 2004年8月14日〜16日間の15日に新潟方面に訪れた新潟県南蒲原郡(みなみかんぱらぐん)下田村(しただむら)にある『笠堀ダム』です。
 この笠堀ダムでは「洪水調節・発電・かんがい用水」などを行う為の多目的ダムです。
 また笠堀ダム周辺には、特別天然記念物の『ニホンカモシカ』の保護区で知られています。
 多目的ダムとニホンカモシカの『笠堀ダム』をご紹介します。


 駐車場からの1枚です。自然の山々に囲まれた緑豊かな所です。
 笠堀ダム周辺は『奥早出栗守門県立自然公園』の一部で、周囲の美しい自然を楽しむことができます。
 ダムの入口に来ました。特別天然記念物のニホンカモシカの保護区なので、ニホンカモシカ像がありました。
 またニホンカモシカは、笠堀の深山幽谷に昔から『アオシン』と呼ばれて、カモシカが生息していました。
 カモシカはすでに昭和9年国の天然記念物に、同30年には特別天然記念物に指定されています。
 詳しい内容などが案内板などに書かれていました。
 ダムの概要図です。このダムから『五十嵐川』へ流れて三条市や下田村に住む人々の大切な飲料水の水源となっています。
 ダムの放流シーンを撮影しました・・・。
 と、言うのは冗談ですが、ダムの概要図の看板の下に、透明の水が流れていました。
 でも、この水は飲む事は出来ないようです。
 集中豪雨の時は一気に水が溜まった『笠堀湖』です。この時は全然水が貯水していませんでしたが、集中豪雨時は、かなりの水が溜まったようです。
 笠堀湖には、遊覧船が運航しており、新緑や紅葉の季節には多くの人々が訪れます。
 笠堀湖の反対側には発電所と思う建物がありました。発電所がかなり小さく見えます。それにしてもここは高い位置にあります。
 気になった『H16.7.13』の文字です。この落書きと思える文字は『新潟集中豪雨』が発生をした日です。
 この黄色の線の所まで水が増水した事となります。
 下の写真にはその日の水がどれくらいの溜まったか?かすかに跡が残っていました。
 2枚の同じ写真を使って、水量が分かるようにイメージをしてみました。
 この周辺にはいくつかのダムがありますが、新潟集中豪雨で一気にダムの限界まで雨水が溜まり、ダムは決壊の危機になりました。
 その為に、放水をし決壊を逃れましたが下流の三条市の土手が決壊をして洪水の被害を起こしてしまった新潟集中豪雨です。
 ダムを見て、自然の力の凄さや、三条市の洪水被害の理由を実感したと思います。