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 南極観測船『宗谷』は昭和13年耐氷型貨物船として建造され、太平洋戦争を経験をしました。
 その後は引楊船・灯台補給船となり、昭和31年11月からは日本初の南極観測船として昭和37年4月まで、6次にわたる南極観測に活躍しました。
 その後、昭和53年退役するまで『海上保安庁・巡視船』として活躍をして、昭和54年5月から、船の科学館前に係留され永久保存展示されています。

 南極観測船・宗谷と一緒に並ぶ奥の船は『羊蹄丸』です。この羊蹄丸は北海道と本州を結ぶ鉄道連絡航路として開通した『国鉄青函航路』の連絡船として、昭和63年3月に青函トンネルの完成までの昭和40年に就航して以来22年7ケ月にわたって連絡航路に大役を果たしました。
 昭和63年3月13日、最後の上り旅客便でその任務を終了をし、明治43年3月からの80年の長い歴史を閉じました。 
 宗谷号の長い船歴が書かれた案内板がデッキ部分に飾られていました。昭和初期から昭和53年までの長い宗谷の出来事が分かります。
 船乗員の寝室です。役職によって部屋の造りなどに差があります。
 こちらの寝室には、船乗員が書き残した宗谷号に対する『感謝の言葉』が壁に書かれていました。
 こちらは船内の食堂です。昔らしい冷房や扇風機が歴史を感じます。

 下の写真は操縦室からの景色です。海の上に保存展示をしてありますので、何となく航海に出ているように感じる写真と思えました。